糖質制限で心血管疾患発症や死亡率が大きく減少する
ドクターシミズのひとりごとより引用
糖質制限は血糖値やインスリン抵抗性を減少させて、中性脂肪を減少させ、HDLコレステロールを増加させます。心血管疾患のリスク因子を大きく改善させます。でもマーカーばかり、つまり数値ばかり改善させても意味はありません。では、実際の心血管疾患の転帰は改善するのでしょうか?
今回の研究では、個別栄養療法(INT)を受けた2型糖尿病または肥満の人を、対照群と比較しました。各郡は4877人で平均年齢は51歳でした。INT群は遠隔医療介入により、個別栄養指導、サポートなどを受けます。患者は、個人的および文化的に好まれる料理の範囲内で、まず炭水化物を1日30g以下(総カロリーの10%未満)に減らし、β-ヒドロキシ酪酸(BHB)をモニタリングして、0.3mmol/l(日本の単位では300μmol/L)を超える栄養性ケトーシスを達成するよう指導されます(目標値は0.5~3.0mmol/l)。推奨されるモニタリング頻度は、最初は毎日、その後は週に数回です。タンパク質の目標値は、基準体重1kgあたり1.5gです。食事中の脂肪は、飽和脂肪に制限や代替品なしでOKです。患者は、毎日3~5皿の非デンプン質野菜を摂取し、満腹になるまで食べ、十分な水分とミネラル摂取を維持し、高血圧または脂質管理のために地域の医療機関を受診するよう勧められます。身体活動、禁煙、飲酒、睡眠習慣、あるいはその他の生活習慣改善策の導入や遵守に関する具体的な指導や教育は行われていません。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/42826005/Cardiology and Therapy誌
2026年10月に発表されている。参加者が4900人近く。米国の研究。ファーストオーサーは女性医師で下の動画の1分30秒頃に登場している。