抗体依存性感染増強とは?日本内科学会雑誌 2021年3月号より

日本内科学会雑誌 2021年3月号より

ファイザー社、モデルナ社・・・核酸ワクチン
ウイルスベクターワクチン(アストラゼネカ社)と異なり、ウイルスによる副作用の心配がない。つまり遺伝子治療薬としての安全性が高い。

医薬品としては、コラジェン(バージャー病に対する医再生医療)の実績がある。
(抗体依存性感染増強については、過去にフィリピンでのデング熱の重症化の事例がある。)

以下引用

新型コロナウイルスワクチンでしばしば話題になる懸念が「抗体依存性感染増強(antibody-dependent enhancement:ADE)」とよばれる現象である。ADEの詳細なメカニズムについては明らかになっていないが、抗体が免疫細胞などへのウイルスの感染を促進し、ウイルスに感染した免疫細胞が暴走し、症状を悪化させてしまうことがわかっている。