高カリウム血症・・・ティアニーのパールより

「透析患者のP波のない整脈には用心しなさい。心房の筋肉は心室に比べ高カリウム血症への感受性が高いので、これは洞室間伝導かもしれない。」

通常、多くの臨床医は上記のパールの状況において、接合部調律を考えるでしょう。しかし、高カリウム血症は心室の筋よりも心房の筋の脱分極を優先して疎外し、洞結節からのインパルスは単に心房を脱分極させず、心房を横切っているだけかもしれないのです。したがって、続いておこる心室の脱分極不全、そして心停止は実際に起こる危険があります。

 ”実は、高カリウム血症が隠れている”可能性があるということでしょうか。透析患者である、高カリウム血症が多い、接合部調律(心電図読えい)から、突然の心停止の可能性を考える。