スタチンによるドリコール合成への影響は?
はい。生化学的な観点からは、スタチンによるドリコール合成の抑制は、理論的に好ましくない可能性がある、といえます。 ただし、「理論的に好ましくない」と「患者にとって実際に有害である」は区別する必要があります。
なぜ理論的に好ましくないと考えられるのか
1. ドリコールは必須の生理機能を担う。 ドリコールリン酸は、小胞体でのN結合型糖鎖付加に必要です。糖鎖付加は多くのタンパク質の成熟や機能に関わります。
2. スタチンはコレステロールだけを選択的に減らすわけではない。 HMG-CoA還元酵素を阻害するため、メバロン酸経路に由来するドリコールやユビキノンなどの合成にも影響し得ます。
3. 必要な物質の合成を減らすことには、潜在的な不利益がある。 もしドリコールが組織内で不足するほど合成が低下すれば、糖鎖付加やタンパク質の機能に悪影響を及ぼす可能性があります。
しかし、答え方に論理がない。理論的に良くない、だけでいい。それしか聞いていない。