SURGICAL ABDOMEN

上記より引用

腹痛の中で、外科的な処置を行わなければ、急速に悪化する状態。 具体的には、腹部大動脈瘤、コウヤク性イレウスによる腸管壊死、消化管穿孔に伴う腹膜炎、急性腸間膜虚血症などが挙げられる。バイタルサインの変動、腹部所見での反兆痛や筋性防御の存在に加えて、血液検査や腹部画像検査を併用して診断する。

高齢者・若年女性の診療ポイント

①高齢者の腹痛では、心筋梗塞をはじめとするAcute Coronary Syndromeを除外診断する。
②高血圧を伴う高齢男性が、側腹部痛、腰痛で来院した場合には安易に、急性腰痛症や尿路結石などと決めずに、腹部大動脈瘤破裂を疑って診察する。
③若年女性の腹痛では、急性虫垂炎以外に、子宮外妊娠、骨盤炎症性疾患、卵巣出血、卵巣のうしゅ茎捻転を鑑別に挙げる。

腹部臓器以外の原因

 糖尿病性ケトアシドーシス、シェーンラインヘノホ、帯状疱疹など。