亜鉛酵素とは?・・・・亜鉛の基礎と臨床より
亜鉛は120種類以上の酵素の構成要素として活性中心を形成している。
亜鉛酵素・・・カルボキシペプチターゼ、アミノペプチターゼ、炭酸脱水素酵素、アルコール脱水素酵素(ADH)、アルカリフォスファターゼ(ALP)、スーパーオキシドディスムターゼ(SOD),コラゲナーゼ、ディペプチターゼ、アンギオテンシン変換酵素、プロテインキナーゼC、アスパラギン酸トランスカルバミラーゼ、DNAポリメラーゼ、RNAポリメラーゼなどなど。
カルボキシペプチターゼ・・・膵臓から分泌される。アミノ酸の分解に関与。
アミノペプチターゼ・・・蛋白質の分解に関与。
炭酸脱水素酵素(引用)・・・炭酸と二酸化炭素の平衡化の反応 H++HCO3–⇔CO2+H2O を加速する酵素。動物組織のほか,植物,微生物に広く分布し,ことに赤血球,肺,胃粘膜などでよく研究されている。上記の反応は酵素なしでも進行するが,この酵素によって大いに加速され,末梢組織と血液の間,また血液と肺の間での二酸化炭素 (炭酸ガス) の交換に,生理的意味をもつ
アルカリフォスファターゼ(引用)・・・アルカリフォスファターゼ(ALP)はリン酸化合物を分解する働きを持つ酵素で、肝臓や小腸、腎臓、骨などの多くの臓器や器官に存在しています。これらの組織に異常があるとALPが血液のなかに漏れ出てくるわけです。
アルコール脱水素酵素・・・アルコールの分解
SOD・・・活性酸素を無害化する働き。
コラゲナーゼ・・・タンパク分解酵素の1つ
ディペプティターゼ・・・ジペプチドを分解する。
アンギオテンシン変換酵素・・・アンギトテンシンは,肺の血管内皮細胞によって産生・放出される血圧調節に関与している酵素である。それを活性化する酵素。高血圧治療薬として有名なのが、アンギオテンシン変換酵素阻害薬
プロテインキナーゼC・・・プロテインキナーゼは、タンパク質分子にリン酸基を付加する酵素である
DNAポリメラーゼ、RNAポリメラーゼ・・・転写に関与