「昏睡状態で救命救急室に運ばれたすべての患者にグルコチアカン・カクテルを投与しなさい。グルコース、チアミン（ビタミンＢ１）、そしてナロキソン」

救命救急室で遭遇するウェルニッケ脳症、低血糖、麻薬の過量の３つはすぐに治療可能な昏睡なので、この害のない治療薬の組み合わせは、ときに患者の意識を正常に回復させ、医療従事者は報われます。

　Do Don’t(ブドウ糖、酸素、ナロキソン、サイアミン）は常識ですが、ナロキソンやサイアミンで昏睡を改善させた経験はありません。都市部へいくほど薬物中毒の頻度は増えるのでしょう。

[amazonjs asin=”4260017128″ locale=”JP” title=”ティアニー先生のベスト・パール2″]