低カルシウム血症・・・ティアニーのパールより

「これをみたらマグネシウムを思い出しなさい。マグネシウムは副甲状腺ホルモンの作用に必要である。」

栄養状態の悪い患者では、低カルシウム血症を頻繁に認めます。マグネシウムの投与は、細胞での副甲状腺ホルモンの機能に必須です。低マグネシウム血症の患者では、副甲状腺ホルモンの作用に対する抵抗性が認められます。したがって、カルシウムを投与する前に、マグネシウムを補充することが必要です。他の低カルシウム血症の原因には、副甲状腺機能低下症と低アルブミン血症があります。

 

カルシウムとマグネシウムはブラザーイオンとよばれ、相互に強く影響しあっています。

多くの日本人はマグネシウム摂取量が不足しているようです。

 

以下「奇蹟のマグネシウムより引用」

マグネシウムの働き

①温調節など、大部分の体内の化学反応の触媒作用において、マグネシシウムは酵素を助ける共同因子である。

②マグネシウムはエネルギーを作り出し、搬送する。

③マグネシウムは蛋白質の合成に必要である。

④マグネシウムは神経信号の伝達を助ける。

⑤マグネシウムは筋肉弛緩を助ける。

 

 

⑤について

カルシウムは骨格筋線維の収縮を、マグネシウムは弛緩をもたらす。細胞内がカルシウム過剰、マグネシウム過少の状態になると持続性の筋収縮が生まれ、引きつり・けいれん・あるいはてんかんさえもが起きる。平滑筋が過剰のカルシウム、過少のマグネシウムの作用を受けると、気管支がひきしまり、喘息の原因となる。あるいは子宮痙攣や月経痛を起こさせる。また、血管の痙攣を生じ、高血圧をもたらすことになる。