胸が痛いのに「頸が悪い」とは?

総合診療 2019年9月号 上田剛士先生の記事より

 

・頸椎病変が前胸部痛をおこすことがある。
 ・持続の性情や持続時間は虚血性心疾患と異なることが多いが、なかには漠然とした前胸部絞扼感で、冷汗や嘔気を伴うこともある。
 ・持続は労作よりも頭頚部運動に関連し、spurling試験が陽性であれば、cervical anginaが示唆される。