日本人の質問とアメリカ人の質問・・・再掲

2016年7月再掲

プロゲーマー梅原大吾の言葉。

この本は、対照的な二人の対談で、大成功していると思います。

ウメハラ 実はゲームの世界でも、日本人は”疑問を持つ力”が足りないんです。ファンからの質問でもその差は歴然としてて、アメリカ人の質問のほうが圧倒的におもしろい。  

ちきりん たとえばどう違うの?  

ウメハラ 「あなたの動画を見てると、この部分の動きが他のプレーヤーより非効率に思える。それなのにあなたが一番、勝ってる。 ウメハラさんが一見非効率に見える動きをするのはなぜですか?やっぱりそこに強さの秘密があるんですか?それとも単に好みの問題ですか?」みたいに、アメリカ人の質問は感心するほど具体的だし、深いんです。  

 ところが日本人からの質問は、「僕は思うように勝てません。どうすれば勝てるようになりますか?」みたいな質問ばかり。格闘ゲーム自体は、日本の方がレベルが高いのに。  

ちきりん それおもしろい。ゲームでは日本のほうがレベル高いのに、寄せられる質問はアメリカからのほうが圧倒的に質が高い。その逆転の理由は何?偶然じゃないよね?  

ウメハラ とても偶然じゃないだろうってくらい、日本人とアメリカ人の質問には明確な差があります。それに僕が感心するレベルの質問ができるってことは、質問者はその時点ですでに、答えに半分、手が届いているんですよ。