誤嚥性肺炎は嫌気性菌のカバーを要するためセフトリアキソンは推奨されない。 〇か×か?
日本臨床内科学会誌 2023年11月号より
我が国では市中肺炎の約60%に誤嚥が関与しているという疫学データもあり、高齢化が進むにつれ今後もさらに重要性が増すと予想される。以前は嫌気性菌を含めた複数菌種による感染と考えられていたが、必ずしも誤嚥性肺炎の初期から嫌気性菌を意識してベータラクタマーゼ阻害剤配合薬を選択する必要はない。セフトリアキソンは口腔内の連鎖球菌や嫌気性菌、肺炎球菌、インフルエンザ菌、黄色ブドウ球菌などに有効であり治療薬として選択される。
前までは、嫌気性菌のカバーが必要と言われていたと思う。(15年前?)話は変わっていくものですね。
経験的にもセフトリアキソンのみで困る事はほとんどない。 効果がなければ、別の何かを考えるべきなのだろう。