患者に対して怒ってはならない

 

 

 

ドクターズルール219

あなたの治療で患者の状態が改善しないからといって怒ってはならない

患者のライフスタイルが気に入らないからと言って怒ってはならない

患者に対して怒ってはならない

もしそうしたいと思ったときは、誰かに助けを求めなさい

 

コメント:これは一般に、ごく当然の心得と思われるでしょう。苦しんでいる人の助けをするのが医者なのですから。実際は、患者が医者に気を使って感情労働していることが多いですね。

 

「スマイリー山中」こと「山中克郎先生」は、卒業時に当時の医学部長から次の言葉を贈られたそうです。

 「絶対怒ってはいけない。それさえ守ればいい医者になれる」

 

以前の職場に、患者やスタッフに怒り散らす偉いドクターがいました。

自分も怒りがわいてくるのを感じることがあります。(いろいろ理由がありますが、結局自分の心に余裕がないのです)

この言葉を贈った医学部長も、それをずっと忘れずに心に持ち続けている山中先生も偉いと思う。