診断のポイント
上記より
①比較的徐脈・・・レジオネラ、サルモネラ、ブルセラ、腸チフス、Q熱、腎がん、ベータブロッカー、薬剤熱など
②徐脈プラスショック・・・高カリウム血症、低体温、徐脈性不整脈、粘膜水腫クリーゼ、副腎不全、脊髄損傷など。
③片頭痛の問診・・・吐き気、羞明、寝ていたいかどうか?
④橋本脳症の抗体価・・・・抗TPO抗体、抗サイログロブリン抗体がかなり高くなることが多い。
⑤脳の血管が詰まっておこる認知症・・・脳静脈洞血栓症
⑥頭痛、人格変化、痙攣発作・・・・脳腫瘍
⑦呼吸音低下・・・肺気腫の検査として特異度が高い
⑧頭痛、人が変わる、脱力・・・数年をかけてじょじょに発症する。腕や脚などの筋力が脱力する。歩行が不安定になる。(神経梅毒)・・・脳と脊髄が侵される。
⑨幻覚、ふらつき、日和見感染症・・・HIV感染症
➉感情失禁、頻繁に尿意を催す、急に尿意を催す、排尿を我慢できない・・・脳血管性認知症
⑪錯乱、ミオクローヌス、動作がぎこちない・・・・クロイツフェルト・ヤコブ病