何をやっても良くならなかった30年来の花粉症が、今年は出ませんでした。
2019年12月50代女性。ローカーボカフェ35@doからの紹介で初診。18-19歳頃からひどいスギ花粉症があり、毎年2月から5月は苦しい症状に悩まされている。
2018年に糖負荷試験で境界型糖尿病と診断され、2019年2月よりjご自身で糖質制限を開始している。
18-19歳の頃からの花粉症。ごはん・パンがとても好き。
25-OH-vitaminD 21.7ng/mL
白血球数 5700(好酸球比率8%)
血清亜鉛 70μg/dL
血清銅 123 μg/dL
CRP 0.10
これまでに、粘膜焼灼術を3回、ステロイドの注射、舌下免疫療法など、あらゆる治療を行った。
粘膜焼灼術は、1年目は効果が感じられた。2年目、3年目は痛いだけで改善効果を感じられなかった。
その他の治療は効果が感じられなかった。耳鼻科へも行かなくなり、薬局で市販薬を内服していた。
糖質制限は一生懸命されているので、亜鉛、ビタミンD、ビタミンC, ビタミンA, プロテインなどを勧めた。
2020年12月再診。
2020年の春は、花粉症の症状を全く感じなかった。
「2021年の春に症状がでるかどうか、楽しみです」とのこと。