為す有りて為す無き、之を敬と謂う

以下引用

為すを無くして為す有る、之を誠と謂い、為す有りて為す無き、之を敬と謂う。(第100条)

訳:なにかをしてやろうという考えがあるわけではないのに、その人が登場するといつのまにか問題が解決しているというのが「誠」である。また、やった仕事が、あたかも何もなかったかのようにやるのが「敬」である。

別の訳

あらゆることに真面目に取り組み、

淡々と仕事をこなせば、

いつの間にか成果があがっている。

この態度を「誠」という。

そして、それをひけらかさない境地を、

「敬」という。