フーバー大統領回顧録・・・新しい歴史教科書

 

この自由社の歴史教科書は検定に不合格となりました(検定時に指摘された内容も出版されている)。是非はともかく、いろんな立場やいろんな考え方があることは確かです。

だからこそ、歴史は奥深く、興味深いと思います。

 

以下引用・・・フーバー大統領回顧録

広島も長崎も軍事基地ではなく、主に一般の市民が生活している都市である。両市あわせて30万人以上の市民を殺した行為は非人道的で、戦時国際法違反である。

アメリカの政治の大道からの逸脱は、トルーマンが日本人に原子力爆弾を落とすという非道徳的な命令を下したことだ。これはアメリカのすべての歴史の中で、他に比較するもののない残忍な行為であった

 

元ネタは、2011年に発表されたフーバー大統領回顧録から。
フーバーは戦前の共和党の大統領であり、長期間にわたって活躍した。民主党が主導した日米戦争(大東亜戦争)を批判するのは、まあ当然かもしれない。