群発頭痛によくにた疾患・・・SUNCT
短時間持続性片側性神経痛様頭痛発作(SUNCT)という疾患があるらしい。
群発頭痛と同様に、痛み止めが効かない。自律神経発作(結膜充血や流涙)を伴う。
患者数は少ないが、非常に強い頭痛のために自殺する患者がいる。
治療はリドカイン静脈内投与。
群発頭痛との違いは、SUNCTでは持続時間が5秒から4分と短い。(群発頭痛の持続時間は15分から3時間)
”短い群発頭痛”というイメージだが、急性期および慢性期の治療法が異なる。
(群発頭痛の予防薬・・・ベラパミル。SUNCTの予防薬・・・ガバペンチン、ラモトリギン)
八ヶ岳診療日記 山中克郎著より