「ブッダはダメ人間だった」より

「悟りを得た人は、両極端を知り尽くし、両極端にも中間にも汚されない」

（極端な考えを持たずに、一つ一つの物事を、丁寧に自分で判断していきなさい)

(物事を単純化して判断するのはやめなさい）

真ん中を選べばよいということではない。

結局、自分なりによく考えなさいということになる。当たり前が難しい。面倒なので、簡単にステレオタイプに理解しようとしてしまう。

政治的立場（自由主義か共産主義かなど）の違いは、個別の問題の議論を困難にしている。

「〇〇先生が言っているから正しい。」というような考えも極端だと思う。

国籍や人種で人を判断するのは、極端だ。いい人も悪い人もいる。差別される方はたまらない。

キリスト教徒だから必ず良い人だ、ということはない。たとえオウムの元信者でもすばらしい人はいるだろう。

「開業医はみんな金もうけ主義」・・・これは周りの先生方をみても偏見だと思う。そういう先生も確かにおられる。捕まったりしている。

「医師会は圧力団体」・・・マスコミにずっと洗脳されているので、多くの医師もそう思っている。　経済界に対抗し医療を守るために医師会は必要だ。