驚きの介護民俗学・・・書評

驚きの介護民俗学 (シリーズ ケアをひらく)
六車 由実
医学書院
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40を過ぎたころから、歴史を知らないことが恥ずかしくなってきました。そこで、年配の方の話を聞いてメモがわりにブログに書いています(差しさわりのない形で)。

先の戦争(大東亜戦争)については、年代によってかなり見解が異なることに気づきました。(終戦時に、ある程度大人になっているかどうかが境目と思います。)

 

記事を読んだあるドクターが、この本を教えてくださいました。

 

筆者は民俗学者で、その後介護職につきました。(民俗学ではあまりお金にならないのでしょうね)

民俗学+介護によりこの本が生まれたというわけです

大変興味深く、”独創的”だと思いました。

これまで全く興味がなかった民俗学という学問にも興味がわきました。

年配者は情報の宝庫と言えるでしょう。

 

年配の方の言葉(当地では広島弁です)も、味わい深いものがあります。自分が子供の頃にはよく聞いていた言葉ですが、現在失われつつあります。言葉とともに、考え方など目に見えない物も失われていきます。

 

以下 ウィキペディア引用

 民俗学は、風俗や習慣、伝説、民話、歌謡、生活用具、家屋など古くから民間で伝承されてきた有形、無形の民俗資料をもとに、人間の営みの中で伝承されてきた現象の歴史的変遷を明らかにし、それを通じて現在の生活文化を相対的に説明しようとする学問である。

この学問は、近代化によって多くの民俗資料が失われようとするとき、消えゆく伝統文化へのロマン主義的な憧憬やナショナリズムの高まりとともに誕生した若い学問であり、日本もその例外ではない。日本の民俗学は、ヨーロッパ特にイギリスのケンブリッジ学派の強い影響をうけて、柳田國男や折口信夫らによって近代科学として完成された