メアリーバーノン・・・コレステロール評価方法
2014年7月1日 再掲
Low Carb Explained
Mary Vernon先生は家庭医学を専門としてキャリアーをスタートしました。
しかし、そのとき行った、脂質制限、カロリー制限、塩分制限が全く患者を良くしないことに気づき、勉強を始めました。
ある時、「インスリンの仕事は脂肪の燃焼をとめ、脂肪を蓄積させることである」という記述が眼に入り、それに続いて「インスリンは炭水化物により分泌される」とあったのを見てひらめきました。
そんなに簡単なことだったのか!!(漫画のキャラクターのように頭に電球が灯った。)
患者さんの役にたてる喜びが伝わってくるインタビューです。
「Life is Joy!! どの診察室へ入るときも、自分は患者さんを良くできることがわかっているのですから」
(医療者にとってこれ以上のことはないですものね。)
①まず、自分で実験して減量と体調がよくなることを確認した。1997-8年ころから実験を開始した。
②糖質制限をはじめて、衝撃的に患者さんが良くなることに気づいた。
③血清脂質の評価
中性脂肪/HDLコレステロールで行う。
1ならパーフェクト。
2以下は良い。
3以上は病気。
4以上は危険。LDLコレステロール(いわゆる悪玉コレステロール)について・・・中性脂肪が低ければサイズが大型化するので数値で評価する必要がないということでしょう。
そういえばスウェーデンの糖質制限のパイオニアも女性医師でしたね。