タグリッソ(チロシンキナーゼ阻害薬)による?手足症候群

タグリッソ(EGFR阻害薬)を開始してから、手足の発赤と痒みが急激に始まった。写真は、ストロングステロイドを使用して改善してきたところ。

*「EGFR」とは、がん細胞が増殖するためのスイッチのような役割を果たしているタンパク質のことで、がん細胞の表面にたくさん存在しています。このEGFRを構成する遺伝子の一部(チロシンキナーゼ部位)に変異があると、がん細胞を増殖させるスイッチが常にオンとなっているような状態となり、がん細胞が限りなく増殖してしまいます。