慢性の痛み(神経障害性疼痛)と亜鉛・・・亜鉛の基礎と臨床より

以下引用

癌、糖尿病、帯状疱疹あるいは脳卒中などで神経に障害が起きると、抗炎症薬やモルヒネなどの鎮痛薬が効きにくい②「神経障害性疼痛」という慢性痛が発症し、服が肌に触れただけでも非常に痛みを感じることがあります。しかし、これまでそのメカニズムは明らかになっておらず、効果的な治療法もありません。私の患者でも触っただけで、「痛い、何をするんですか?」と言われたことがあり、最初の頃はびっくりしました。

漢方を使ったり、麻薬を使った時期もありました。しかし、亜鉛値が低いことに比例して痛みに弱い患者さんに亜鉛錠剤を使っているうちに痛みが軽くなってきたという反応があり、どんな作用かその当時はわからずに数多くの慢性の痛みの症例に使ってよい効果があり、作用を調べるようになりました。