全身性エリテマトーデス・・・ティアニーのパールより

「全身性エリテマトーデスは若い女性の災難である。特にアジアに多く、腎臓と中枢神経ループスの予後は悪い」

全身性エリテマトーデスの診断基準はよく確立されたものですが、ときに、最初の診断時には、11項目のうち4つ未満の項目しか満たさないことがあります。同様に、さまざまな症状を呈するこの疾患ではないのに、抗核抗体が低いタイターを示す患者は少なくありません。

 

*この診断基準は特異度が高く感度は低いのです。
①頬部紅斑 ②円盤状紅斑 ③光線過敏症 ④口腔内潰瘍 ⑤関節炎 ⑥しょうまく炎 ⑦腎障害 ⑧ 神経障害 ⑨血液学低所見(溶血性貧血、白血球減少、血小板減少、) ⑩免疫学的所見(抗DNA抗体、抗Sm抗体、抗リン脂質抗体)、⑪抗核抗体
観察期間中、経時的あるいは同時に11項目のうち4項目以上が存在するとき、全身性エリテマトーデスと診断する(感度75%、特異度95%)
低感度ということは、その疾患であるのに否定される(偽陰性)可能性が潜んでいます。

診断項目を並べてみると連想が働きます。

③の光線過敏症から、ナイアシン不足とビタミンD不足、④の口腔内潰瘍から、B,鉄、亜鉛の不足、⑤の関節炎からナイアシン治療の可能性、⑧の神経障害よりビタミンB群の有効性。

女性に多い疾患であることから、やはりタンパク不足の存在。(アジア人は西洋白人よりも蛋白質摂取量は少ないだろう)