喉頭蓋炎・・・ティアニーのパールより

「強い喉の痛みを訴えるのに咽頭の所見が正常などんな患者にも、この疾患を考慮しなさい。的確な診断が患者の生命を救う」

 

喉頭蓋炎は一般的にきわめて重篤な小児の疾患であり、小児における罹患率はヘモフィルスインフルエンザ菌b型ワクチン接種により減少しています。しかし、この病態は散発性に、また成人にもおこることがあります。患者は典型的にはさ声を呈し、口腔内の分泌物が嚥下しにくくなるために流えんをきたします。ことは舌と咽頭から距離のあるところで起こっているので、舌圧子を使った直接の観察では正常を示します。

 

喉頭蓋炎は、しばしば医療訴訟になっています(死亡率が高い)。時間的余裕がない場合があり、疑った場合、内科医としてはすぐ耳鼻科医へ丸投げといったところです。

tripod position(三脚位)、muffled voice,hot potato voice(くぐもった声)、唾液を口から流す、などの身体所見が有名。

ヒブワクチンは、喉頭蓋炎だけでなく、小児の髄膜炎の発症を劇的に減少させたとして評価が高い。