情熱的な精神状態

エリック・ホッファー「魂の錬金術」より

情熱的な精神状態は、多くの場合、技術、才能、力量の欠如の証拠である。さらにいえば情熱的な激烈さは、熟練や力量から生まれる自信の代用品になりうる。自分の技術に自信がある職人は、ゆったりと仕事にとりかかり、まるで遊んでいるかのように働きながらも、確実に仕事をやり遂げる。一方、自信のない職人は、まるで全世界を救っているかのような勢いで仕事に打ち込み、そうすることによってのみ、はじめて何かを成し遂げられる。これは、兵士についても同様である。訓練と装備の行き届いた兵士は、激しい感情にかきたてられなくても、十分戦う。訓練不足の兵士は、熱狂と熱情に煽られたときだけ奮闘する。

 

自信のあるなしは、確かに態度でわかりますね。自信が有る人は、淡々としている気がする。