亜鉛の多様な働き

亜鉛の働きは多様すぎて、ややイメージがつかみにくいです。

ポイントは、①味らいや腸管などの粘膜、皮膚や赤血球、前立腺や精子、記憶に関係する海馬の神経など、細胞の入れ替わりが早い組織に沢山必要。

②鉄のように貯蔵ができないので、毎日摂った方がよい。(うつぬけ食事術;奥平智之著より)

③データとしてはアルカリフォスファターゼ値が参考になる。

④水銀などの有害金属をキレートして体外へ排出する作用。

 

「花粉症は1週間で治る」より引用

まず、亜鉛は免疫細胞である白血球を増殖する作用があります。亜鉛が不足すると免疫細胞が増えにくくなるため、免疫力も弱まります。

亜鉛には粘膜の健康を守る作用のあるビタミンAの利用効率を高める作用もあり、丈夫な粘膜づくりに欠かせません。

また、亜鉛には、体内の炎症を抑制する働きもあり、花粉症の症状改善などアレルギー疾患の抑制に効果を発揮します。

さらに、亜鉛は私達がもともと持っている抗酸化物質の材料になるという役割も担っています。体内での酸化反応を抑制することで、細胞の老化を防ぎ、全身の細胞を活性化することで、結果として免疫機能の向上に役立ちます。

亜鉛は細胞分裂の盛んなところにたくさん存在します。亜鉛不足でよく知られる症状に味覚の低下があります。味覚を感じる舌の細胞は再生のスピードが早いので、沢山亜鉛が必要です。亜鉛が不足して舌の細胞の働きが悪くなると、味覚機能も低下して、味がわからなくなってしまうのです。

男性が亜鉛不足になりやすいのは、精子の生成に亜鉛が不可欠だからです。前立腺にも亜鉛がたくさん存在しています。男性は意識して亜鉛をとりましょう。

 

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