呼吸困難・・・ティアニーのベスト・パールより

「3つの体位による呼吸困難。起座呼吸、扁平呼吸、そして偏側臥呼吸」

起座呼吸は患者が臥位になったときに起こる呼吸困難を指し、扁平呼吸は患者が上体を起こしている間に呼吸困難が観察されます。前者はうっ血性心不全で、後者は肺気腫、肝硬変で認められます。偏側臥呼吸はどちらか一方の側臥位になったときに呼吸困難を自覚するもので、典型的には心筋症で観察されます。多数の心筋症患者が右肺の喚起ー血流比を改善するために、左下側臥位を好みます。

 

元気にお話されている方が、横になったとたん呼吸困難になられたことがあります。(心不全)

[amazonjs asin=”4260017128″ locale=”JP” title=”ティアニー先生のベスト・パール2″]