「認知症」9人の名医・・・メモ
有名な先生方が登場しており、認知症診療の今が垣間見える。勉強になる点も多かった。
①認知症には四季がある。四季にあわせて、処方の調節が必要である。長谷川嘉哉先生
②抗認知症薬の副作用で多いのは、徐脈 抑肝散では低カリウム血症・浮腫になることがある。
③異常性欲にはメマリーが有効。長谷川先生
④共同体、群れの重要性 森田先生
⑤松野先生「なぜみんな認知症になるんですか?と聞かれたら(内科外来に行っているからじゃないですか?)と言いたい。過激に聞える発言ですが、薬剤性認知症が多すぎます。」
薬剤性認知症の原因⑴スタチン⑵降圧薬⑶胃酸抑制剤
⑥毎回処方薬の観察レポートを書いてもらう。平山先生
⑦認知症の原因のひとつに脳血流の低下があると考え、プレタールを使う。プレタールは治療の柱。平川先生
⑧アリセプトの副作用に歩行障害と嚥下障害がある。副作用が出始めるのは内服開始後半年から1年後。薬剤の副作用と気づかれない。