2014年2月1日

小保方さんの新発見のニュースで持ちきりですね。
女性サイエンティストの方に教えていただきました。

1.どこにでもある材料と施設で行った実験である。

2.ピペットで吸い上げた細胞が幹細胞に戻ることを見つけた。周りの人は吸い上げた細胞に幹細胞が混入していたのだろうと思った。   しかし、本人は絶対そうでない自信があったので、そこを追求した。
(私は大学院時代に実験をしていました。しかし、20歳から基礎を叩き込まれた、本物の研究者にしかこんなことはできないと思います。)

3.一般的には上司が成果を横取りするケースが多い。自由にさせてかつ横取りをしなかったのは評価できる。
(横取りが普通の世界ですか・・・)

4.男性研究者は生活がかかっているので、きめられたレールの上の成果ばかり求めてしまう。純粋に取り組める若い女性の強みもある。
(そうはいっても、女性であの地味で根気のいる仕事をされたのはすごいと思います。しかもおしゃれですし。)

5.細胞を扱う実験は、動物を飼っているのと同じで休むことができない。夏休みも正月もゴールデンウィークもない。

6.自分に忠実で、しつこく追求したことが発見できた理由である。

ともかく、すごいですね。

ディオバンの不正論文のために日本の臨床論文は世界中で相手にされなくなっています。

少しは名誉挽回になるとよいのですが。