虚血性心疾患のクリニカル・パール

上記より引用

 心電図変化の乏しい持続する胸痛を認めた場合は、回旋枝領域の心筋梗塞または急性大動脈解離を疑う

「ACSなら心電図変化があるはずだ」「大動脈解離なら上肢血圧の左右差や背部痛があるはずだ」などの思い込みをすてるべしとのこと。

要は、時間をかけて(2時間)トロポニンTなどを再検査すればよい。大動脈解離はD-ダイマーが有効とのこと。

開業医なら「空振りオーケー」で紹介させてもらうしかないだろう。(怒られそうですが)