2013年8月12日

かぜや歯科治療の時に、フロモックスやメイアクトやバナンといった内服の抗生物質(3世代セフェム)を処方されたことはありませんか?

また、膀胱炎にクラビット(ニューキノロン)など。

実は抗生物質の使い方が大変間違っているという本です。筆者は神戸大学の感染症科の教授です。この10年程の間に感染症科という科 ができ、抗生物質の使い方が指導されるようになってきています。しかし、実際のところ昔ながらの経験的な使い方をされているドクターが多いのではないでしょうか。(PK-PD理論に反対の意見もあるようですが)

当院では以前より第3世代の経口セフェムは院内においていません。また、膀胱炎にはST合剤をファーストチョイスにしています。(これまでのところ当院ではST合剤耐性の大腸菌にはであっていません)

製薬会社のMRさんがよく売り込みに来られますが、文句を言いたくなりますので、ちゃんと勉強してからきてくださいね。

また、かぜに抗生剤を飲むのはやめましょう!(かぜでない感染症なら適切な抗生剤を)

99・9%が誤用の抗生物質 医者も知らないホントの話 

岩田健太郎著

247ページより

イギリスでは薬剤耐性菌の問題は「テロリズム並みの国家に対する危険だ」と認識されています(BBCニュース)

日本でもこのくらいの危機感をもって臨むべきなのです。

 

目次と寸評