人間は自由という刑に処せられている。ジャン=ポール・サルトル

 

若いときにこのような本を読めていたら、人生が変わっただろうか?読んでも意味がわからなかったかもしれない。

 

上記より

ここに人間のジレンマがあります。おとなしく古来の神だの宗教だの民族習慣だの世間の成り行きだのにしたがっていれば、それは本質以外のことをしない者と同じ存在です。物であるその状態から脱して人間らしく実存しようとすれば、無数の責任がともなう苦痛に甘んじなければなりません。責任のない安全な立ち位置などないのです。

希望は投企の中にしかありません。画家の例でいえば、絵を描きたいという希望を抱きながら他の仕事をしているならば、その希望は実りません。だから、自分を生かしたいならば現実に投企する行動をしなければならないのです。