インフルエンザの診療

インフルエンザの流行で、当院でも毎日何人か患者さんが来院されていました。

コロナが5類感染症になってからは、マスクもせず普通に診察しています。(コロナ騒動以前と同様に)

インフルエンザの処方は、葛根湯、カルボシステイン(NAC)、カロナールなど。ウオンツでビタミンCを購入して内服すること。

タミフルなどの抗インフルエンザ薬については、希望があれば。あるいは虚弱な方に。

①日本人以外ではあまり内服しないこと。②自分が罹患したときには内服しないことを伝えています。抗インフルエンザ薬を希望される方は60%ー70%くらいでしょうか。

解熱剤については、時にロキソニンを内服している方がおられるので注意します。解熱剤の使用がライ症候群(インフルエンザ脳症)の原因と考えられているので、使ってはいけないことになっている由。カロナールも最小限の使用に。

ちなみに、インフルエンザワクチンについては、自分はもう何年もうっていません。経験的に意味があると思えないので。

そういえば、帯状疱疹に罹患したときも、抗ヘルペス薬の内服をしませんでしたが、神経痛が残る事はありませんでした。

マニュアル医療全盛ですが、あまり怖がらずに自分で判断する必要がありますね。

 

タミフルの深い闇・・・ ERのTips DEEP APPROACH EVIDENCEより