高齢者の消化性潰瘍について

臨床と研究・93巻4号(平成28年4月) 腹痛   光岡雅文 田妻 進著   より引用

消化性潰瘍の罹患率は高く、高齢者ではアスピリンやNSAIDSの使用で罹患率がさらに高くなる。約35%の患者で痛みがなく、もっともよくある症状は下血(黒色便)である。消化性潰瘍の高齢者での死亡率は若年者よりも100倍高いとされている。

コメント:痛み止めなので、胃に穴が開いていても痛くないのだ。