低カリウム血症とベータ刺激薬
呼吸器内科では、気管支拡張薬として(ベータ刺激薬)をよく用いる。
その結果として、低カリウム血症をおこし、手足がつることが珍しくないとのこと。
ステロイドホルモン(プレドニン)も低カリウム血症をおこすことがある。
低カリウム血症で多いのは、利尿薬、嘔吐、下痢、栄養失調など。
甘草による偽性アルドステロン症もみたことがある。(漢方薬)
以前は血液内科医だったので、偽性低カリウム血症も経験した。(本当は低カリウムではない。異常に多い白血球芽球に試験管内で取り込まれる)
原発性アルドステロン症、甲状腺機能亢進症でも低カリウムをきたすらしい。
低マグネシウムだと、カリウムを摂取しても低カリウムが改善しない。