Milian’s ear sign・・・顔面の発赤の鑑別

顔面の「丹毒」と「蜂窩織炎の鑑別に用いる」サイン。 丹毒では耳介まで赤くなる。
耳だけ赤いのは、外耳炎や耳介炎。
発赤に水疱を伴う場合はラムゼーハント症候群を考える。
全身性エリテマトーデスでは、皮膚の圧痛がない。

ピットフォール(一発診断100より)

高熱、消炎鎮痛薬を内服するほどの激しい痛みで、水泡、紫斑、壊死などの皮膚所見があれば、さらに感染部位が深い壊死性筋膜炎を疑う