メマリーの副作用
有名なのは、ふらつきと眠気。逆に興奮もあるらしいが、みたことがない。食欲不振、体重減少などをおこすこともあるらしい。一方で、アルコール依存症に有効な場合があるという。
いずれにせよ、アリセプトと同様にずっと注意して観察する必要がある。(副作用は時間がたって出現することもある。)
高齢者の多剤処方では、ファクターが多すぎて複雑すぎることが多い。
状態が悪化すると、原疾患の増悪と判断されることが多いだろう。
以下引用(認知症の簡単診療と治療)
メマリーの副作用は治療開始直後の興奮、不穏、そして傾眠、めまいやふらつきだけではありません。不眠もあれば、アパシー(無関心)、妄想の悪化もあります。過量投与では過鎮静となり、歩行できなくなり、最後にはお箸ももてなくなります。