Conquering Alcholism Nutritionally(栄養療法によるアルコール中毒の克服)

The Vitamin cure for Alcoholismより

ビタミンB3 
・ナイアシンは睡眠パターンを改善し、気分を安定させる。テストされたグループの60%以上で有効であった。
・ナイアシンはアルコールに対する耐性を有意に減少させる。・・・(飲めなくなる)
・ナイアシンは急性の脳への毒性を有意に短時間へと短縮させる。
・ナイアシンは”DRY DRUNK SYNDROM※”をほとんどなくす。(これは過興奮や躁のエピソード、自殺しそうな抑うつを含む。)

(※アルコール依存症患者に、酒を飲んでいない時に現れることがある、酒に酔った時と似た、不安感や攻撃性などの諸症状を意味する語。禁断症状や離脱症状などと見なされることも多い)

ビタミンB6
典型的アルコール中毒者の血清ビタミンB6濃度は低い、あるいは極端に低い。普通の内服レンジは1日100-1000㎎である。

亜鉛 
 アルコールの多量飲酒は亜鉛欠乏を引き起こす。悪いことに、亜鉛欠乏でさらにアルコールをやめにくくなる。アルコール離脱のために亜鉛サプリメントは役立つ。亜鉛はアルコールで障害された免疫を回復させ、アルコール代謝機能も向上させる。

亜鉛の副作用
 空腹時に内服すると吐き気を催すことがある。食事と共に内服するべきである。1日100㎎の内服でも大変安全である。超高容量(1日500㎎)を継続すると、銅欠乏症をおこしうる。1日1-2㎎の銅の内服で改善する。

ビタミンB1
 サイアミンは炭水化物の代謝に決定的な役割をはたす。過剰な糖質(アルコールを含む)は多くのサイアミンを必要とする。

ビタミンC
 ビタミンCはアルコール代謝産物を代謝させて毒性をなくしたり、肝炎に対して効果がある。

エイブラムホッファーインタビュー・・・アルコール中毒とナイアシン

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