統合失調症のケースレポート8

ORTHOMOLECULAR TREATMENT OF CHRONOIC DISEASEより
D.P.1961年生まれ

D.P.は大学入学のための骨の折れる準備のあとで、落ち着かず心が乱された状態になった。彼女は心がコントロールできなくなり、悪魔の声を聞くようになった。一晩中、家のきしむ音が悪魔の声にきこえた。ある晩、彼女は3回ほどノックをする音を聴き、悪魔がついに彼女を連れにきたと思った。もはやキリストと一緒にいることはできない。翌日彼女はよく聞いていたレコードを壊した。その年の後半に彼女の診察をしたときに、彼女の幻聴の存在を知った。彼女は見られていると感じ、ひどい不安を感じていた。1980年9月16日から25日に私は彼女を入院させた。彼女は1977年からの症状について覚えていた。1981年の3月までに彼女は回復し、仕事ができるようになった。1984年2月15日から27日再び入院した。幻聴が出現したためである。しかし、年末には回復した。

 

1981年の夏に再診した。仕事の同僚に体臭を指摘され、非常に困惑して仕事をやめた。同僚が彼女が汚いと思っているというのだ。私は彼女に毎朝クランベリージュースを飲むようにアドバイスした。(以前に私の患者で有効であった。)すぐに彼女は別の仕事につき、うまくやっている。

 

nicotinamide(1000mg/3x per day), vitaminC(3000mg/day), vitamin B6(250mg/day), zinc gluconate(50mg/day), anafranil(75mg before bed), and Nozinan(50-100mg/day)
受診回数
1979-80(3 times), 1981-82(13 times), 1983-84(15 times), 1985-86(3 times), 1987-88(2 times), 1989-90(3 times), 1991-92(3 times)

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