腎細胞癌

ティアニー先生のベスト・パールより引用

 

「腎細胞癌は内科医の腫瘍である。数多くの傍腫瘍症候群がこの疾患で起こる。腎臓由来とは思えない症状が多い。」

 機序はあきらかであったり、不明であったりですが、腎細胞癌の遠隔臓器への影響は数多くあります。おそらく、最も気づかれるのが、アルカリフォスファターゼ値上昇に伴う肝障害でしょう。これは腫瘍の摘出により改善します。他には、赤血球増加、明らかな臨床的治癒後、数十年しての再発、高カルシウム血症、低血糖すらおこりえます。

 原因不明の腎盂腎炎を何度か繰り返し(検尿で所見がない)、結局、腎細胞癌だった患者さんがおられます。