83歳の腎臓癌に罹患した女性は、なぜよくなったのか?

ORTHOMOLECULAR MEDICNE FOR EVERYONEより  文中の「私」はAbram Hoffer

2001年6月、私は手術ができない腎臓癌の患者について相談された。彼女の症状はその6ヶ月前から始まっていた。彼女の大きな腎臓癌が発見されたとき、すでに腎臓癌の転移を認めていた。開腹術を行ったところ、大きな腎臓の塊が存在し、それは後腹膜へ入り込み、腹部大動脈や下大静脈に囲まれ、巨大な結節状の腫瘍であった。肝臓の後葉は硬く、あたかも腫瘍が浸潤しているかのようであった。この状態では手術は不可能で、治療法についての提案は皆無であった。

私は、彼女に砂糖の摂取を減らし、以下のサプリメントを勧めた。

・ビタミンC1回2000mg。6回に分割して1日計12000mg

・ナイアシン100mgを食後に 計3回。

・Bコンプレックス 100mgを1日1回

・葉酸 5mgを1日1回

・セレン 200mcg 1日1回

3ヶ月後、彼女は、治療効果に大変喜んでいた。2003年8月、彼女は大変体調が良好であったため、ホスピスケアともホームナーシングケアも必要でなくなった。彼女の娘によると、医療関係者は大変に驚いていた。

彼女に何がおきたかは不確かである。彼女の体内に深刻な部分があり、それは可視化されよく調べられ、すべての予後予測因子は彼女にはホスピスケアが必要であることを示していた。これらは疑いようもない。そして、実際彼女はホスピスケアを受けていた。彼女は一般的治療を全く受けなかったが、最初の症状が出現してから6年後、全く症状がなくなった。彼女は私が最初に診察したときよりも健康であった。二重盲コントロール試験や統計は、個々人を扱う場合には役に立たない。これらは多人数を扱う場合にのみ有効なのである。

・外科手術 彼女の開腹手術は検査目的であり、治療的ではなかった。私には、外科医が開腹してよく腹腔内を調べようと考えたことは、治療的行為とは考えにくい。外科医達は、ビタミンやミネラルに効果がないという説明をするかわりに、開腹術は治療的行為ではないことを説明するべきであった。もちろん彼らが全く無能で、正常な臓器と巨大な腫瘍の区別がつかなかった可能性はある。

・オーソモレキュラー栄養素 ビタミンCやその他の栄養素が、がん治療に重要であることを示すクリニカルエビデンスが集積しつつある。しかし、もちろん私は1960年から良い結果の患者を診てきているので、私の考えにはバイアスがかかっている。

・私の”Healing personaliry ”  私が「統合失調症患者をビタミンB3で改善させた」という報告をしたとき、「ありえない」と信じてもらえなかった。そして、それは主としてあなたの性格のため(Healing personaliry )であると言われたのだ。しかし、私の能力は、患者がビタミンを摂取しているときにのみ出現したのだ。それでも、彼らが私の治療能力をそこまで評価してくれたことがうれしかったものだ。

・奇蹟 私は奇蹟の専門家ではなく、コメントできない。大部分のがん専門医はこの症例を偶然か奇蹟と考えるであろう。がん専門医は、かたくなに否定している高濃度ビタミンCが効果があったと考えるより、奇跡であったと考えたがるだろう。癌が治ることは稀で、彼らには受け入れがたいのだ。 以前に出された論文で、患者の行動で癌を治した報告も存在する。{Lifestyle Changes and the “spontaneous”Regression of Cancer:An Ititial Computer Analycis.”Intl J Res 10:1(1988): 17-33.}

・詐欺  この患者や主治医がこのような作り話をするとは考えにくい。

以上より、このターミナルステージのがん患者はオーソモレキュラープログラムで改善したものと考えれる。同様に治療に反応した患者がたくさんいる。