日本臨床内科学会誌　２０２４年１２月号より・・・動脈硬化ガイドライン変更について

新改訂版では、一次予防の評価管理対象者の年齢が８０歳未満にまで延長された影響が最も大きく、登録患者の約２３％に当たる１２７名の大幅な増加を認めた。

2022年版では、７５歳以上８０歳未満の後期高齢者が一次予防の管理対象として含まれることとなった結果、大幅な対象者数の増加を認めた。さらにこの年齢層を中心に、ldl-コレステロール値の管理目標値の未達成数の増加を認めた。高齢者ではより一層の健康長寿を目指し、積極的な治療管理を試みるべき一方、フレイルやadl低下、認知症が併存している場合は、個別に対応していくことが必要であると考えられた。

コメント：薬屋が大喜びする内容ですね。日本人全員スタチンを飲め、といっているのと変わらない。