グーパーテスト

認知症の検査で、いろんなことをします。

グーパーテスト(ぐーとパーを左右の手で別々に出し、素早く交換する)が不得意なヒトは前頭葉機能が低下している。アルツハイマー病のヒトは上手です。(コウノメソッド流認知症診断スピードマスターより)

よく前頭側頭葉型認知症の検査として用いられます。

当院では、長谷川テストに加えて、オーケーサイン、キツネサイン、ハトサイン、時計描画テストをしてもらいます。

長谷川テストは27点あるのに、ハトサインができなかったりということがあります。・・・認知症の初期のサインといえるでしょう。なにせ、アルツハイマー病は発病前に20年の経過があるといわれています。

身体診察で、多くの情報を得て診療に役立てています。