よけいなお世話

以下引用

種痘やBCGなど近代医学の歴史は公衆衛生を中心とした予防医学が切り開いたといっても過言ではない。しかしながらインフルエンザワクチンを強制接種させたことは国家的なお節介である。インフルエンザワクチンの効果は不明だが、強制するほどのメリットは製薬会社にあっても患者にはまずない。インフルエンザはあくまで個人の問題で、国家的責任感は理解できるが、摂取したい人が接種すればよい。NMR三種混合ワクチンははしか、おたふくかぜ、風疹の3つで、これらを1回の注射で済まそうとしたが、予防接種どころか1000人に1人の副作用で病人をつくる結果となった。ごく最近まで予防接種は集団で連続注射を行っていたが、この連続注射がC型肝炎を蔓延させた可能性が指摘されている。よかれと思って行うことも裏目にでることがある。

 

”地獄への道は善意で舗装されている”といわれるが、ワクチンはそうなりやすい。

30年前、C型肝炎と予防接種の話は学校で聞いた。研修医の頃に大先輩が「社会問題にならないように、国があまり表ざたにならないようにしている。」と言っていた。

今も同じことを繰り返しているだけに思える。