2014年2月20日

先日より糖尿病新薬SGLT2阻害薬の批判をしています。(残念ながら、薬としての使い道は多少あると思いますが)

次のようなページがありました。

Toshikun’s Diary

■糖質制限食を批判しながらSGLT2阻害薬を推奨することの矛盾

今、糖尿病の専門のDrが診察した患者さんの多くでDPP-4阻害薬が処方されている状態で紹介されてくることが多くなりました。

さらに今年になり新たな糖尿病薬が出てきました。これまでとは異なった機序の糖尿病薬であるSGLT2阻害薬といわれる薬。近位尿細管でのブドウ糖の再吸収を抑制すれば、余分なブドウ糖は尿糖として体外に排出されるので、血糖上昇が避けられるというもの。

尿糖をたくさん出して血糖値を下げるという薬です。従来の経口糖尿病薬の多くが、インスリン分泌促進によって効果を出していたのに対して、インスリン非依存的に血糖を下げられるため、膵臓の負担を減らせると考えられます。

この薬では「血糖値の改善」、「体重減少」、「血圧低下」といったメリットがあるようです。一方で尿中にブドウ糖が大量に出てくることで尿路感染症の増加がデメリット。

この余分な糖質を尿中に排出すれば良いという考え方ですが、ふと考えると、だったらその余分な糖質を最初から摂らなければ良いのでは・・・という考え方にたどり着きました。

とすると、この薬を「画期的である」と考えるのであれば「そもそも最初から摂取する糖質を減らす」治療法を推奨するべきではないかと思うのです。

これらの新薬は膵臓の負担は減らせても財布の方の負担が増えるというデメリットがあり、薬剤費が包括化されているうちのようなリハビリ病院や老健施設などではとっても大きな問題となります。

糖尿病の専門家にぜひ聞いてみたいものです。

上品な批判ですね。カルピンチョ先生の批判の方がもっと好きです。

ば〇?

あんたら、〇か?

 

「・・・食ってすぐに薬で尿の中に捨てるくらいなら、最初からその分の糖質食べなきゃいいじゃん?」