感冒、インフルエンザのミミッカー

上記より

①伝染性単核球症 ②麻疹 ③風疹 ④成人スティル病 ⑤ 急性心筋炎 ⑥ 上気道症状の3つのうち1つのみきたす疾患

後頚部リンパ節腫脹、肝酵素上昇、肝脾腫・・・・ときどき見かける・・・咽頭の白苔でピンとくることがある。ウイルスの種類によって、異なるよう。 急性HIV感染症との鑑別が必用。

結膜炎、皮疹を伴う・・・・抗体、PCR, コプリック斑のチェック・・・高齢者の麻疹を入院で診たことがある。原因不明の皮膚疹で、心不全症状があった。発熱の途中から全身に皮疹が出現。

抗体検査の結果で麻疹と診断した。(これは薬疹疑いの状況となりやすいらしい)当時、コプリック斑をみようとしなかった。

発疹が発熱から24時間以内に始まる。発疹がおくれると、伝染性単核球症と間違うことがあるらしい。

関節痛と39℃の発熱、サーモンピンク疹。 サーモンピンクはあまり気にしない方が良い気がする。(発熱時のみかつ、軽微らしい)フェリチンが高度上昇する。

⑤コロナやワクチンで注目されている。自分で診断したことがない。

「初期症状から心筋炎を疑うのは難しいですが、数日から数週遅れて、呼吸困難や胸痛などの症状を来した場合、疑う」・・・要は、心不全があることがわかればよい

⑥局所的であれば、局所の細菌感染を考える。