肉食が腸の短縮と脳容量の増加をもたらした

Evolutionary basis for the human diet: consequences for human health – Andrews – 2020 – Journal of Internal Medicine – Wiley Online Libraryより

①犬歯について 果物食の人類の祖先は犬歯があったようである。猿人の犬歯は(肉食の特徴というわけではなく)、メスへアピールするためのものらしい。

②臼歯について  いったん大きくなって、また小さくなった。

③脳は大きく、腸管は短くなった。

④ホモ・ハビリスの食べた動物の骨には、石器でつけられた跡がある。徐々に肉の摂取が増加。

⑤猿人が食していた果物は、現在我々がイメージするものとは異なっている。もっと固いもの。長い腸も必要であった。

⑥肉食が腸の短縮と脳容量の増加をもたらしたと考えられている。

⑦顎も歯も、食事の変化(肉を道具を使って食べやすくする)で縮小する傾向にある。