チャンスは、それをつかむ備えができている者をひいきする

医学史の興味深い話

上記より引用

1850年代にロンドンでコレラが大流行したとき、麻酔科医のJhon Snowには大発見をする用意ができていた。それは、疫学的な思考である。彼は、市内の家を一軒一軒まわって、飲料水がどこから来ているか調べて行った。その結果、テムズ川の汚水投棄場よりも下流で取水された水を飲んでいる人々のコレラの発生率が、それより上流で取水された水を飲んでいる人々に比べてはるかに高いことが明らかになった。John Snowが後世に名を残せたのは、診療所の近所のソーホーで、ブロード街の井戸の水を飲んでいる人々のコレラの発生率が高いことに気づいたからだった。彼は、この井戸のハンドルを撤去するという大胆な疫学的介入に打って出ることにより、近隣のコレラの発生率を低下させることに成功した。

コメント:忙しすぎると、こんなことはできないだろう。考える時間も必要だと思う。