ヒトの被る苦痛すべてが医学的病名で説明されるとは限らない

ルール425

いつの時代にも、慢性疲労症候群に相当する疾患があった。
第一次世界大戦時の兵士の心臓病
1920年代の神経衰弱
1930、40年代そして再び1970年代の反応性低血糖症、
1940,50年代の慢性ブルセラ症
そして子宮後屈、遊走腎、さらには時代を問わずよく知られている裂孔ヘルニア。
われわれはそれらに対峙しなくてはならない。
ヒトの被る苦痛すべてが医学的病名で説明されるとは限らない。
気分がすぐれず、疲れやすく、長時間の休息を必要とする人々はいつの時代にもいるものである。

人は誰もが重要で意味のある存在であることを銘記せよ。

 

コメント:少しづつ、医学的説明ができる状況は増えているのでは。