精神科医から見たしくじりプラクティス


以下引用

1,神経性やせの原因を親に求めてしまう
2.抗うつ薬で錐体外路症状が出現することを知らない
3.メマリーで興奮や焦燥が出現することを知らない

コメント
1について・・・これをいまだに言っているのは年寄の精神科医のような気がする。(まともな)一般内科医は、難しい病気なのを知っているので、そんな余計なことは言わないと思う。他の精神疾患も、親のせいでも本人のせいでもない。

2.精神科医が処方した抗うつ薬でアカシジアと振戦になったケースをみたことがある。スルピリドのパーキンソニズムは有名。アカシジアは一般に思われているよりも多いのではないか。

アカシジア・・・からだ、あるいは心が落ち着かない。

3.アリセプトのいらいらは現在でもとてもよく見かける。メマリーで興奮するのはあまり記憶にない。
メマリーを5mgくらいしか使わないからだろう。(他のドクターが)20㎎使って、筋力が低下したり、眠りこけているのは時々みかける。

結局、プライマリー医は使う薬剤を限定して、少ない薬剤を熟知するべきなのだろう。それ以上の薬剤が必用な場合は精神科医に依頼する。そしてこれからは、栄養学の知識が必須である。